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日本が輸入したメッサーシュミットBf-109 E-7型 |
日本が輸入したメッサーシュミット この機体は、日本がドイツから3機輸入したBf-109 E-7型と言われている。 しかし調べてみた所、輸入数は、三機ではなく二機が正しい事が判明した。 輸入された機数については、三機と書かれている書籍類があるが、これは単に日 独間の契約上の数値であり、実際とは異なる。 残された公文書にはっきりと「二機」と記載されており、機体を組み立てた川崎 航空機の記録とも一致している。 また、何故契約上の三機から二機に減ったのかは、推測の域を出ないので控えさ せて頂きます。 機体を日本に運び込んだのは、海軍が民間より借り入れた「浅香丸」であった が、同船が日本に到着したのが1941年4月28日といわれている。 浅香丸は、スペインのビルバオにて船積みを行っているが、積み込まれた貨物類 は、3月1日までに当地に集結し、出航は1941年3月6日頃と考えられている。 また、当ホームページの読者の方から 当時の陸軍関係の記録の中に型式に触れたものが存在します。 そこには「Me109E-7」と書かれています。 またこの機体は飛行実験の後で、「爆弾の装備をやる」ととされていて、爆弾、 落下タンクの懸吊機構があるようです。 1941年5月26日には2機とも梱包状態で同じく梱包自体のシュトルヒ連絡機と一 緒に横須賀にあり、8日に横浜へ輸送、13日に横浜を経由して各務原に発送、発 動機は明石工場経由で各務原に合流している模様です。 という情報を頂きました。 ありがとうございました。 情報、監修、解説、道草さん、当HPの読者の方、その他大勢の皆様 作画、管理者 イラスト参考 ミリタリーコレクション1メッサーシュミットBf109B〜F 渡部利久氏Bf109E-3イラスト、 航空ファン、モデルアート等、写真多数 |